よごれた制服
うちらみんな隠れたの。で、私が一番前にいて、何をしていたのかはすぐに分かったんだけど。
どうしても顔だけが分かんなくてさあ。ごめんね。」『そうなんだあ。でもありがと』
「うん。あっでも声は覚えてるよ」
『マヂ?どんな感じだった?』
「えっとね、ちょっと高くて印象に残るくらいカワイイ声だったよ。」
『へえー、』

「でもさあ、誰が助けてくれたのか気にならない?」『それはモチ気になるよ』「じゃあ、探してみない?」
『うん、探すー』
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