誰かのものにならないで
彩は拓也を見て
ちょっと言い過ぎたかなあと思いながら
部屋から出ようとした
すると
突然
拓也が彩の腕を掴んだ




「えっ…」

「お前の気持ちはよーくわかった。」




顔を赤らめながら言った
どうせ
好きって言ったって





この気持ち…受け止めてもらえないけど
それでも




「それでも…私の本当の気持ち…タクニィに伝えることができてよかったよ。言おうか、言いまいか。ずっと悩んでいたけど。」




そして
急いで部屋から出ようとすると
拓也は部屋のカギを閉め彩を部屋から出られないようにした





「…」




彩は黙ったままだった
突然
彩をお姫様抱っこした
拓也は太股と右胸を触っていた



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