誰かのものにならないで
「なっ何?」




かなり無理している
胸にナイフが突き刺さる
ほど胸が苦しかった




「昼、レストランのフレンチ予約しておいたから…。」

「ふっフレンチ?」




私は一人で妄想していた。
すると
拓也は彩に写真を手渡した





「何、写真?」




と言いながら
写真には30代後半くらいの女性と
中学生くらいの男の子が映っていた
これが何!?と
彩は思った
そう思いながら
拓也を見た。




「この人達、誰?タクニィ?」





「俺の奥さんの由花子さんと連れ子の大介クンだよ。大介クンは中2ぐらいだったかなあ?」

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