半径1㍍禁止

「大丈夫っ!
真美、ちゃんと純平君と藍衣ちゃん両立させるかんねっ!

だから、落ち込まないでっ!」

真美が言う。

「そう言って、彼氏にどんどん走って行くんだろうね…。」


口だけだよ、この子は…。


「そんな事ないっ!
純平君と藍衣ちゃん同じぐらい好きだよ!」

「言ったね?言ったからねっ!」

私は、言った。


「うん。いつでも、かかってこいっ!」

真美が言う。


意味が分からないよ…。

でも、そんな真美を見ながら笑っていた。


裕の事で、少し落ち込んでたけど真美のおかげで元気になれた気がした。


「お昼、藍衣ん家行くからねっ!」

「なんで、昼なの?」

朝から、来ればいいじゃん。

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