半径1㍍禁止
「いや、朝はねっ…!
その…、なんかっ…。」
真美が動揺する。
「…ほら、口だけだ。」
もう、お見通しですよー。
「彼氏とイチャイチャするんでしょ?」
私が言った。
「……ごめんね…。」
真美が下を向く。
「別に悪い事じゃないし。
誰だって、彼氏できたらラブラブしたいもんだよ。」
私が言った。
「…明日、超大好きな大親友って紹介するからねっ!」
真美が言う。
ちょっと、つけ加えられたよ。
やったっ…!!
なんて、
「馬鹿にしてるでしょ。」
私が言った。
「あははー。」
真美が笑う。
本当、可愛いよね、君。
真美の笑顔に弱い…。
そのイケメンだか、エースだか知らないけど真美を渡したくないよ…。