半径1㍍禁止
「ここじゃ、なんだし。
…俺の家、行かない?」
純平君が言った。
嫉妬してるよ。
「純平君の家、超大きいんだからっ!」
真美が自慢げに言う。
「そうなんだ。」
という事で。
家にお邪魔する事になった、私。
私の家から、結構歩いた。
「ここだよ。」
純平君が指をさして言った。
その指の先には。
「……でかっ。」
真美の家を上回る大きさの家がたっていた。
こんな家あったんだ。
「たてたばっかりなんだよ!
引っ越してきたのっ!」
真美が、純平君の腕を引っ張って言う。
そうなんだ…。
「家、入ろうよ。」
そう言われて、玄関に入った。
「綺麗な家だね…。」
びっくりしつつも、言った。
「ありがとう。」
純平君が言う。