半径1㍍禁止

「真美も、大した話してないよっ!」

「なに、夜の営みでもしてたわけ?」

私がお菓子をつまみながら、言う。


「ぶっ…!!」

真美が飲んでたジュースを吹き出した。


「吹き出してるしっ!」

私は、爆笑していた。

「もう、藍衣の馬鹿~っ!!」

真美がタオルを持ってきた。


「図星とはね……。純平君もやるね。」

私が笑いながら言った。

「違うからっ!やってないっ!
本当にやってないよっ!?」

真美が必死に言う。


そんな真美を見て、もっと可笑しくなった。


話してる内に、時刻は11時。

「じゃぁ、明日バイトだし帰ろうかな。」

「真美も、バイトだよっ!
一緒のレジ入れるかもねっ!」

真美が嬉しそうに言う。

「うん!
明日の事は、また電話するから~。」

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