半径1㍍禁止
「裕っ!!」
一気に笑顔になった、私。
「はぁ…。
走ってきたから、まじ疲れた。」
息があがっていた。
「どうしたの?なんか、お疲れ~。」
私が笑って言った。
「部活なかったから。
久しぶりに話したかったっ!」
そう言って、
笑う裕にドキドキしてしまう。
何ー!?
そんな事言われると、フツーに
変な風にとらえるんですけどッ!!
「そ…うなんだー。」
何故か、他人事になった私。
「うん。
つか、お前なんか大丈夫?」
裕が言った。
「何が?」
全然、大丈夫ですけど。