半径1㍍禁止
「はぁ?」
桐斗が眉をしかめる。
「…やっぱ、食べる…。」
上目で桐斗を見ながら、またスプーンを手にとった。
なにされるか、分かんないし。
「嘘。食べたくないなら、いいけど。
このままだと、何時間かかるか分かんないしねぇ。」
「じゃあ……、ごちそーさま。」
大人しく手を合わせた。
そして…、
「パフェぐらい俺が払うよ。」
奢ってもらった。←
「ありがとー。」
「どーいたしまして。」
桐斗が笑う。
自然に笑顔になった。
しばらく歩いていると、可愛いお店を見つけた。
「ここ入りたいっ!」
私が桐斗の腕をひく。
「いいよ。」
中に入ると、可愛い雑貨がいっぱいだった。