半径1㍍禁止
けど、結局は……。
「プレゼント。」
買ってもらった。←
「わーいっ。ありがとー。」
本当に買ってくれるとはっ…。
さっそく袋から出した、私。
「つけてあげるよ。」
桐斗がブレスレットをとる。
右手を出した。
「はい。」
うん、やっぱり可愛いっ!
「ありがとっ。」
私が笑顔で言うと、桐斗も笑う。
本当のカップルみたいだった。
他の人達からは、そう思われてるのかな。
ぎゅっと桐斗の手を握る。
楽しくて仕方なかった。
それから、ずっとぶらぶらしていると。
「もう、帰ろっか。」
桐斗が私に言う。
「今、何時?」
「…6時過ぎ。」
6時かぁー…。