半径1㍍禁止
そんなこんなで、時間はあっという間だ。
もう、3日も経ってしまったんだから。
料理は、純平君が作ってくれて。
洗濯物は、しなくていいし。
皿洗いとかなんて、もってのほか。
あたしは、ただの居候かっ…!
だけど、いつも夜は。
甘い時間を過ごしていた。
「……んっ…。」
「…藍衣…。」
熱いキスを交わす。
「……んっ…ふ…。」
いつもだ。
私が桐斗に抱きつくと、キスは激しさをます。
「…きり…とっ…。…やぁ…。」
首筋に顔をうずめる。
体はどんどん熱くなっていく。
「…嫌じゃないくせに。」
なんて、意地悪な笑顔で笑う。
「……んんっ…あっ…ふっ…。」
頭がおかしくなりそうだ。
3日間、いつもこんな夜の繰り返し。