半径1㍍禁止


先生が呼びに行くと、桐斗は先生が座ってた椅子に座った。



そして、ため息をついてからケータイを開く。





「………桐斗…。」


自然に出た言葉。



桐斗のケータイには、お揃いで買ったストラップがついていた。


自分勝手だったのは、わかってる。




「………え…?」


私のケータイが光った。









ピンク色。







桐斗からだ。







「………なんで……。」



< 463 / 504 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop