羽のない天使
「べーつにっ。恨まれんのはお前だし?
いーんじゃねーの??」


「うらっ…恨まれるかっつーの!」





そう。


恨まれたって、


殴られたってしらねーよ。





勝手に俺を好きになったのだって、


勝手に俺が本気で好きとか思ったのだって。




全部女のほうじゃんか。





俺はちっとも悪くねーよ。





「まあいいやっ。んじゃ、いつもんとこ行こうぜ?」


「おうっ!」
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