私だけを見て
真矢
「内緒」
三高
「なら、やめとくよ」
真矢
「え!なんでせっかく提案してあげたのに」
三高
「俺の友人が一緒ならいいぜ」



真矢
「別にいいよ」
三高
「わかった…彼女に伝えておくよ」
真矢
「うっうん」


そして
翌日 駅前


真矢
[三高…遅いなあ]


回想・
その日 朝


三高
「それじゃ、俺、彼女を迎えに行ってそれから、駅前に行くから」
回想・





正樹
「真矢ちゃん」


正樹という名前だった


真矢
「正樹さん」
正樹
「ごめん…遅くなって」
真矢
「いいえ」
正樹
「そういえば、三高は?」
真矢
「彼女を迎えに行ったみたいです」
正樹
「彼女って、ああ元・アイドルの子かあ」
< 4 / 10 >

この作品をシェア

pagetop