殺人犯に恋をした私
[あと、3日だなあ]



そして
その3日間はあっというまに過ぎていった。




そして
運命の日にて
2月14日
今日は
瑞祈の誕生日。
二人は違う場所に移動するため
海のそばを歩いていた。
朝早いため 人はいなかった。





すると
数人の警察がパトカーと一緒に二人を待ち構えていた。
実は警察に追放したのは
広本人だった。
会えて別の人間に変そうして追放したのだった。
広はもう自分の体はこれ以上もたないと思ったからだった。
なので 早く。





瑞祈を開放してあげたかったのだった。
何もかも忘れて欲しかった。
二人が出会ったことも
兄妹だったっていうことも
20年間
何もしてあげられなかった。
そして

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