殺人犯に恋をした私
「知ってる。」




そりゃそうだな
ニュースでも取り上げていたと広は思った。




「正直、ホントどうかしていたよ。どうして、殺しなんて、バカなマネしたんだろうなあ。」




瑞祈は広に対して何を言えばいいのか分からなかった。





「もう、このさい、自首したほうが。」




広は立ち上がった




「いや、俺は自首なんて…しないよ」

「なんで、自首すべきだよ!」




すると
突然、広は瑞祈に薬のようなものを渡した。




「俺、ガンなんだ。」





「ガン!病気なの…?先生はなんて?病院は?」




かなりショックだった

< 9 / 18 >

この作品をシェア

pagetop