記憶がなくても愛してるって伝えたい

第2章

真奈は悲しげな表情で




「嫌よ!もう少し待ってる。お兄ちゃんはきっと来る。ずっと信じてる」




きつい目付きで




「そんなこと言っても、連絡どころか、来やしないじゃないか。一緒に帰ろう」




まだ焦っている




「先に帰っていれば?」




ムカムカしている





すると 突然外からすごい音が 真奈は一瞬阿寒が
嫌な予感が




「なんだ?今の音?」




二人は店から出た




「さっき一瞬、お兄ちゃんの声が聞こえたような、まさか!」




真奈はその場から去った
すると 人だかりを発見
救急車がかけつけた
大型トラックとの衝突事故らしい

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