記憶がなくても愛してるって伝えたい

第13章

「ひどい」




睨み




「とにかく真奈、凌、一度家に帰るぞ」




真奈の腕を掴んだ




「えっ?」




びっくり




「凌とも父親として、一度話しあいたいと思っていたんだ」




厳しい




「あんたは俺達の父親なんかじゃない」




確かに




「とにかく、母さんと結婚した以上たとえ血が繋がっていなくてもお前達の父親だ」




ぺらぺら




「わかりました。行くわよ。二人とも」


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