記憶がなくても愛してるって伝えたい
「一瞬怖くなったの」




ボソッ




「また離れ離れになったらどうしようって」
(この手を話したらあなたがどこかに行ってしまいそうな気がして)
「そんなバカなことは考えるな、俺はどこにも行ったりしないよ。ずっとそばにいる」




真奈は胸に顔をうずめた
スリスリ




「おっおい!あんまりひっつくな」
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