記憶がなくても愛してるって伝えたい
第14章
「好き」
「俺も好きだよ」




お互い見つめ合う




「ああ、いつかきっと俺の花嫁になってくれ。あの夜のこと。俺、忘れないから絶対に」




真剣




翔はその場を目撃


そして・教室・
ドアを開けた




「みんな。はよう」




皆は悲しげな目線で
凌を見つめる




「あれ見て!凌」




真奈は黒板を指差した
黒板に




[やめちまえ!ノラ犬]


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