記憶がなくても愛してるって伝えたい
「…」

「凌?」

「これで最後だ」




最後





「さようなら」




そして凌はその場から立ち去って行った。そしてあっというまに夕方。






「え!凌が出て行った」

「ああ」




要二はボソッと呟いた。ほとんど無表情で





「凌のやつ。学校に退学届けまでだしたんだ。クック」




翔は笑っていた。真奈はかっとなって。翔の胸倉を勢いよく掴んだ

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