記憶がなくても愛してるって伝えたい
「あんな男なんてあなたにはふさわしくないわ」

「何よ。凌のこと理解しようと努力もしないくせに。あんた達に凌の何がわかるっていうのよ!どんなに凌が傷ついたか知らないくせに。私は凌だけだから。凌が本当に出て行くんなら。私も出て行く。」




そう言いながら真奈は二階へ行った。すると翔は真奈を追った。そして真奈は自分の部屋へ入った。大きなバックの中に荷物を入れ始めた。





「真奈!」




そう言いながら。翔は部屋の中に入ってきた。





「来ないでよ!」
< 138 / 169 >

この作品をシェア

pagetop