記憶がなくても愛してるって伝えたい
ラーメン


「うん!いいけど。私の手料理が食べたいとか言ってくれないの?」

「今日はいろいろあって疲れただろ。だから。」


これでも凌は気を使ってくれていたのであった。


「そっそう!」


そして二人は店に入った。


「おいしい!ラーメンとか久しぶり」

「なあ?これからのこと話そうぜ?」

「うっうん」


真奈は顔をあげた。





「とりあえず、リンガド以外で夜、働けるバイト先を探してみようと思っているんだ」

「え」

「だからってホストとかするわけじゃないぜ?」

「なら!私も働く!」

「えお前は家事だけしてくれればそれでかまわないって」

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