記憶がなくても愛してるって伝えたい
真奈は笑っていた。すると凌は真奈に近づいた





「凌」

「真奈…」


そう言いながら真奈に抱き着いた。え!いきなりどうしたの!と真奈は思った。そして押し倒された。しかし翔の時とは違ってあまり嫌というか抵抗はしなかった。


「凌?どうしたの?」

「俺。真奈が欲しいんだ。抱きたい」


ついにこの時が来たんだと真奈は思った。





真奈は凌を抱きしめた。ギュウ。かなり密着状態だった。すると凌ははっとして。


「先に布団ひこうか。」


そう言いながら凌は布団をひいた。そして二人は横になった。


「あ、そういえばまだお風呂入ってなかったね。」

「そういえばそうだったなあ」



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