記憶がなくても愛してるって伝えたい
第16章
「やめてよ…恥ずかしいじゃない」


真奈は耳まで顔を赤らめた。凌は真奈の表情を見てニコッと笑っていた


「さあ、帰ろう?また体を冷やしてしまう前に」

「うっうん」


二人は笑っていた。そしてこのままずっと幸せが続くといいのになあと思っていた。そして二人は凌の部屋に帰り着いた。


「はあ。ちょっと疲れた。」


そう真奈は呟きながら床に座った。


「俺も」


そう言いながら凌も真奈の隣に座った。真奈はドキッとした。そしてちょっと変な妄想をしてしまった。いかがわしい妄想を。



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