記憶がなくても愛してるって伝えたい
「ああ、今日はいやこの先ずっとだって一緒にいてやるよ」


この声は凌!?と真奈は思った。





そして声の方に視線をむけると凌らしき男が若い女性とイチャイチャしていた。そして凌は女性の肩に触れながら歩き出した。[凌どうゆうこと]と心の中で叫びながら真奈は凌を追い掛けた。そしてやっとのことで追い付いた。しかし凌はまだ真奈に気がついていない。


「でもすごく嬉しかったわ?」


女性は凌に言った。


「何がだよ?」


凌は笑っていた。まったく人が違うように見えた気がした


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