記憶がなくても愛してるって伝えたい
するとリビングから翔が出てきた。


「真奈!帰ってきたのか」

そう言いながら翔は真奈に抱き着いた。拒否するはずの真奈自身はなぜか拒否をせず翔に抱かされていた。


「私。あなたと一緒になるわ」

「え?」

「一緒になるって言ってんの。」

「…」


翔はかなりびっくりしていた


「凌はもう。二度と振り向いてくれないから。」


真奈は翔の胸の中で泣いた。そして真奈と翔は真奈のベッドの上に座っていた。

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