記憶がなくても愛してるって伝えたい
「凌」

「はじめて名前で呼んでくれたな」


二人は見つめあっていた


「はあ!なんだ。案外お前っていい奴だったんだな」
「は?」


凌は俊の態度の激変にかなりびっくりしていた


「俺、バカだったよ。俺のイメージはもっと嫌な奴 だってはなから思ってて、けど。実際会ったらなんかイメージ違ってて。なんかこうさあ。さっきは酷いこと言って悪かった。凌。戻って来いよ!待ってるからさあ」

「ああ、ありがとう」


そして凌は俊と別れて真奈の元へむかった。


「凌…」

「真奈。会いにきた。昨日は悪かった。俺、どうかしてたんだ」


真奈はかなりびっくりはしたが。けれど凄く嬉しかった。

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