記憶がなくても愛してるって伝えたい
「お兄ちゃんと一緒にいたい」
(大好きなんだもの)




後ろから抱き着いた




「うっとおしいんだよ?俺は誰も信用できない!あの人もあんたも!記憶がない以上尚更な。だから俺にかまうな!それに二度と記憶が戻らないってこともあるしな」




凌は部屋から出た





そして・
一日がたった





「明日から学校だけれど、頼みますから。問題なんて起こさないでくださいね」




かなりきついこと
凌は顔をあげ




「わかっています」




目線を合わさない




「お兄ちゃん」




心配そう
その後、凌は真奈に話しかけ




< 18 / 169 >

この作品をシェア

pagetop