記憶がなくても愛してるって伝えたい
「そうか。」




凌は着替えはじめた。
真奈は驚いて部屋から出た
凌はたまに無口なところがある
特に家の中では
今でも深入りできない部分があり なかなか打ち解けられない 特にルカとは
凌は階段を降りている
すでに髪はセットしている





凌は居間に来た
真奈達はすでに食事中
凌の席は真奈の隣




「おはようございます」




低い声で ルカがいる時は
ほとんど 無口 怯えているようだった
ルカは箸をおいて。




「いつまで寝ているの?遅刻するわよ?まったく、しょうがない子ね」





真奈は立ち上がって




「お母さん!!」




怒りの目線で
凌は目線をそらし 黙ったままだった 目は怯えきっている
翔は凌を椅子に座らせ


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