記憶がなくても愛してるって伝えたい
「本当、ここって落ち着くな。以前の俺もよくここに来てたのかな?」




空を見ている
すがすがしい
すると 翔が凌に近づいてきた





「ここにいたのか」




どこか 冷たい表情で




「あれ?おっお兄さん、どうしたんですか?」




問い掛けた
少し 違和感




「俺は君の兄なんかじゃない。君は俺が兄だって本気でそう思うつもりかい?」


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