記憶がなくても愛してるって伝えたい
「あっ!プレゼントじゃん!リボンなんかつけて、もしかして、凌さんに?」




からかう 楽しそう
真奈は嬉しそうな表情で




「そっそうだよ」




鼓動がかなり高鳴った
そして あっというまに昼休み 凌はぱっぱと食事をすませてから 秘密の場所 屋上で昼寝をしていた





ささやかな楽しみだった
凌にとっては
すると 真奈も屋上に来た
凌に会いに クラスは一緒だが学校ではあまり会話はしない お互い違う友達と交流していた
真奈は凌の隣に座り
少し大きめの声で




「お兄ちゃん?何してるのよ?」




見たらわかるけど 耳元で囁いた





凌は目を覚ました 凌は真奈に目線を向けた




「真奈か?」




まだ寝ぼけている


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