記憶がなくても愛してるって伝えたい
「だから」




強く抱きしめた
真奈は抵抗できない




「やめて!放して!そんなの嘘よ!でたらめよ!」
(もうやめて!)




翔はすごい目付きで




「凌は信じたぞ」
(凌?)




一瞬真奈の脳裏に凌が




「お兄ちゃんに話たの?」




聞いた


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