記憶がなくても愛してるって伝えたい

第7章

「お兄ちゃん?違うだろ?もう凌って呼んでるんだろ?」




裏で聞いていた




「否定する必要はない。わかっていた。だけど、あんな奴にお前を渡さない。お前は俺がもらう。大学卒業したら結婚してもらう」





翔はすごい形相で




「嫌よ!なんで!そんな」




叩いている 効果はあまりない




「いいさ、どうせ。お前は俺のモノになるんだから」




真奈から離れ立ち去って行った




「待ってよ!兄さん」




シーン
真奈


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