記憶がなくても愛してるって伝えたい
凌はうなずいた




「毎晩のように、飲みまくってんだよな?」




すでに飲みはじめて






「そういえば。お酒臭い」




匂っている




「ああ、さっきお前が来る前に飲んでたから」




笑顔で
酔っ払ってる




「凌!高校生でしょ!お酒なんか飲んじゃダメよ」




未成年は禁止




「どうせ。辞めるつもりだ」





真奈は不良達に冷たい目線で




「お願いだから、凌に関わらないでください!凌はいずれ家を継ぐの!だから!」

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