記憶がなくても愛してるって伝えたい
凌は真奈の両手を掴んで




「おい!やめろ!もう帰れよ!俺はあんな家継がない!さっさと帰れよ」




無理矢理追い出そうとする




「凌!正気に戻ってよ」

「俺は正気だよ昔の方がどうかしてた。どうして、無理してまで俺、あんな家に」




結局帰ることにした




家・




「真奈、ご飯は?」




食事中




「いらない」
(なんて家族なのよ。凌があんなに辛い思いをしているのに)





「いらないって?」




心配


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