記憶がなくても愛してるって伝えたい
はあー




「でも、私、昔の凌に戻ってもらいたい。あの優しかった頃に」





放課後・
真奈は凌と一緒に帰っている




「また停学に逆戻りかよ」




そうなるね




「凌」




手を触ろうと




「さわんな」




手を振り払った
真奈(拒絶)
凌は はっとして




「ごめん。この前はどうかしてた。つい勢いで」




抱きしめた




「凌」




ドキドキ


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