記憶がなくても愛してるって伝えたい
「朝の騒ぎも、今日、朝、家にこの前の奴らがやって来て口論になったんだ、だから機嫌が悪くて、自分のこと制御できなかった。なさけねぇよな。自分でも、泣きたくなるくらい」




大粒の 涙





「わかってる」




優しく抱きしめる




「私はどんな凌でも大好きよ」
(気持ちは変わらなかったずっと)

「でもこの前のダチは結構ああ見えても良い奴らなんだ」




悲しげ




「わかってる、理解した」




笑顔で


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