記憶がなくても愛してるって伝えたい
要二はルカの肩を抱いた




部屋・




「ったくお母さん達は相変わらずだし。凌のこと少しは心配したらどうなのよ」





翔が部屋に入って来た




「真奈、母さん達にあまり心配かけるな」




ノックぐらいしろ




「翔兄さんには関係ないでしょ?」




冷たい




「何言ってるんだ。俺達は兄妹」




ボソッ




「嘘!本当の兄妹じゃないって言ったじゃない
とにかく、もう私にかまわないで、ほっておいて」




ガツン




「ほっとけるか」




キスをした
真奈は抵抗できない





「お前が好きなんだ」


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