あの世へ旅立ったあなたへの片思い
ピュア
ザワザワとうるさい教室の中私は一人下を向き机を見つめていた。 人から見たら変わってる子絶対そう見られてる。 人の視線が恐い。 そんな私にもたった一人気軽に声を掛けてくれる男子がいた。 私は高校一年生。 彼も同じクラス。 (何でいつも下ばかり見てるの) 聞く彼に私は何も答えられない。 自分の顔が真っ赤になってるのが解る。 恥ずかしくて溜まらない。 男子と話すなんて今の私には考えられない。 彼はだまる私を変に思ったに違いない。 私は思い込みが激しいのだ 人にどう思われてるか気にしすぎて仕方ない。 彼はなぜ私に構うのか。 まさか私を好き?いやそんなわけない。 うぬぼれてはいけない。 ふと気付くと彼を好きな女子が私を睨んでる。 私は恐くて仕方なかった。 それでもそれからというもの彼は私に声を掛けて構う 正直めんどくさいのと恥ずかしさでいっぱい。 涙もでそうになった。