あの世へ旅立ったあなたへの片思い
私はあまりの恐怖にとうとう泣きだした。 すると一人の女子がやばいよと焦りだした。 しかしS君を好きな女子は悪怯れた様子もなく。 (あんたにはお似合いだよその頭あははは) 爆笑した。そして何事もなかったかのように教室に戻っていった。 私は怒りに震えた。 私は悪くない。声を掛けて構う彼が悪い。 次の日また彼は話かけてくる。 無視する私を彼は冗談言って笑わせてきた。 その時悟った。 やはり彼は私が好きなんだと。