ワイビーニュー
戦後(番外編)
僕は駅のホームで電車を待っている。
僕は半ズボンなので肌がとても寒い。
半年前から小野田の病院で入院している友達に会いに行く途中なのだ。
薄暗いホームに人気は無く、なんだかとても寂しい。
戦前、僕の家は結構な「ふごう」だったらしく、家には沢山の部屋があり、
沢山のお手伝いさんも居たし、お金もあり、そして色とりどりのシステム
資源もたくさんあったのだそうだ。
今ではもう、この1つのレジスターしかないけれど。
たった1つの資源なので宝もののようにしている。
じっと見ていると寒さが和らぐ気がするのが不思議だ。
僕は半ズボンなので肌がとても寒い。
半年前から小野田の病院で入院している友達に会いに行く途中なのだ。
薄暗いホームに人気は無く、なんだかとても寂しい。
戦前、僕の家は結構な「ふごう」だったらしく、家には沢山の部屋があり、
沢山のお手伝いさんも居たし、お金もあり、そして色とりどりのシステム
資源もたくさんあったのだそうだ。
今ではもう、この1つのレジスターしかないけれど。
たった1つの資源なので宝もののようにしている。
じっと見ていると寒さが和らぐ気がするのが不思議だ。