夢と現実~恋人はホスト~
「俺、知り合いが飲食店を何店舗も経営してるんだ。前に相談したら『是非来い』って言ってくれてたから、甘えてみようと思う。」
よほど頭に来たんだろうな・・・。
のりくんが怒るところなんて、見たこと無かったから。
私は反対もせず
「のりくんがしたい事、して欲しい。私、応援するから。」
って言ってた。
「ありがとう…美香。」
季節は梅雨を終えた初夏 7月。
もうすぐ夏休み。
ボーナスも入ったし…お金は困らないと思う。
もし、のりくんの転職活動が難しくっても、私が支えるから…大丈夫!
そんな事を考えてた。。。
私、23歳。