夢と現実~恋人はホスト~
次の日、私が出勤する時間。
まだパジャマ姿ののりくん。
これから昼夜逆転するから、今から寝貯めするんだって。
「行ってきまぁす。」
「行ってらっしゃい。」
…私の仕事はいつも通り。
夏休み中も部活や補習やで、学校には生徒が来る。
夏休み…先生も休みだって思ってた子供時代が懐かしい。
ホスト…って、どんなことするの?
テレビではチャラチャラしたイケメン?が、女の人の肩を抱いて甘い言葉を囁いたり、時にはベッドを共にしちゃう人もいるって言ってた。
良からぬ妄想が…私の頭を蝕んでいく。
のりくん、お願い。
そんな仕事なら、辞めて欲しいよ…。