-HIRO-
プルルルルッッ・・・
「もしもし」

『ヒロ?まだ仕事?』

「や、買い物してた。」

『え~?もぅ待ち合わせ時間過ぎてるよ?』

「・・・わっホントだ!!やべぇ、すぐ行くわ!!」

・・・・プツッ



ヒロ・・・さてはマイペースな子か!てか、遅刻魔??


「わりー!!買い物夢中になってた!!」

会社の作業着と軽トラで現れたヒロ。
いつもは、おしゃれな格好だったり、サッカーのユニフォーム姿しか見てないから、ちょっとキュンってした。

あたし。。。やっぱりヒロのこと好きなのかな・・・。

『も~!!何買ってたの?』

「洗剤とか」

『ヒロ・・・主婦だね(笑)』

「1人暮らしだしなぁ~」

『!!!早くでなくちゃ遅刻しちゃう!!!』

「おう、行くか!!ちゃんと着いて来いよぉ~!!」

『大丈夫!!けど、安全運転してね?』

「俺、いつも安全運転だから!!」


なんて言ってたヒロだけど、実際後ろから着いていったら山道80キロとかで走る。

ヒロ・・・うそつき。

頑張って着いてったけどさ!!
< 35 / 55 >

この作品をシェア

pagetop