BlueBird~幸せの青い鳥~
「あっごめんね…。
つい…。」
申し訳無さそうに、焦ってる伊原君
手を繋いだ事かな?
そうだよね?
「うんん。
大丈夫…。
建物に見とれてボーとしてたから、転ばなくて良かったし、ありがとう!」
私が笑顔で答えると、伊原君は赤い顔で笑って返してくれた。
私も何か顔だけ熱かったけど、赤くなってたのかな?
受付のお姉さんが、私達をみて微笑んでた。
伊原君がお姉さんにチケットを渡して、パンフレットを貰って中に入った。
中は壁に沢山の絵が架けられている。
大きいのも小さいのも、いろんな大きさの絵が等間隔に並んでる。
「パステル画…。」
1枚の比較的小さめの絵
淡い色で、キレイ…。
何色もの青い色で描かれた
青い鳥の絵
あまりにも、綺麗で
思わず見とれてしまう…。