BlueBird~幸せの青い鳥~
「真瑠…。
ありがとう思い出してくれて。
俺はあの頃からずっとずっと真瑠が好きだよ。
だから今こうして一緒に居れて、思い出してくれてるだけで嬉しいんだ。
だから謝らないで、泣きやんで?」
俺は真瑠の頭をそっと撫でて、真瑠の頬に溢れる涙を拭った。
「ありがとう…ハルくん…。」
そう言うと真瑠はまた涙を流した。
いっぱいいっぱい真瑠は泣いた。
俺は真瑠が泣きやむまでずっと、優しく抱き締めて頭を撫でた。
真瑠は俺の大切な初恋の人。
今も変わらず好きな人。
一緒に居れなくても
忘れられたと知っても
ずっとずっとこうして
抱き締めたかった。
離れて居る間、お互いに今まで色んな事があったと思う。
辛い事も楽しい事も
これからは2人一緒に経験していけたらどんなに良いだろう。
居れなかった日々の分まで
笑い合えたらどんなに幸せだろう。
俺は
真瑠と過ごして行きたい
もう放したくない。
真瑠…
真瑠はどう思う…??