Angel

「や、そういう問題じゃなくて…」
「じゃあ、どういう問題?彼女いるとか?」

暖かい風が吹いて、彼女の髪が揺れる。
と同時に、甘い香りが漂って、ドキッとした。


「彼女はいないけど…」
「ならいいじゃん。あたしも彼氏いないし」



その後連れて来られた場所は…

「はっ?!」

思わず彼女の顔を見ると、にっこりと笑う。


さっき、話している時に頼まれた事。

「しばらくあたしの彼氏のフリしてくれないかな?」


その後すぐにラブホは、ナイでしょ。
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