Angel
出逢い

見慣れた街並みを歩き、
それからいつもと違う公園を通る。

真っ白い校舎が遠目に見え思わず息を呑んだ時、肩をバシッと叩かれ、思いっきり前につんのめる。


「なにボーってしてんだよ」
「達也!何すんだよ」

2人で軽くじゃれあうと、なんだか緊張が解ける。

今さら緊張なんて、ガラじゃねーけど。


< 2 / 12 >

この作品をシェア

pagetop