複雑家族
私は英斗君をフォローしてあげた。フォローになっているのかはわからないが。

「なんで私ばっかり。英斗も。お母さんのことばかりかばって」

「何言っているんだ?」

「そうよ?」





二人は顔を真っ赤にして、美香に応えた。


「もういい!私、学校に行ってくるから」


そう言いながら美香は立ち上がった。二人はかなりびっくりした。そりゃそうだろう(By作者より)


「待て!俺も一緒に行くよ」


立ち上がりバックを手にとった


「いやよ!噂されると困るし」


そう言いながら急いでリビングから飛び出した


「…」

< 17 / 40 >

この作品をシェア

pagetop